スキャポライトは≪柱≫を象徴するパワーストーンです。
持つ人のエネルギーを高め、構造を強化する意味と効果を持つと信じられてきました。
芯(軸)を強くして、自分自身の力で生きるパワーを与えてくれると言われています。
意志を強く持ちたい、主体性を持って生きたいという方にオススメの守護石です。
精神的な自立を助け、自らの意志と力で歩んでいけるよう助けてくれるでしょう。
運気を安定させたい時や、仕事の基盤を固めたい時にも使用できます。
エネルギー循環を整え、物事がスムーズに動くよう助けてくれるでしょう。
持つ人の洞察力を高め、真理を見極める力を与えてくれると言われています。
相手の本心を見抜きたい時や、観察力がほしい時などにお試しください。
交渉事など知的コミュニケーションを必要とする方にも良いお守り石です。
どのような状況でも自分を保ち、的確な判断ができるよう助けてくれるでしょう。
この意味と効果は、猫目状の光(キャッツアイ効果)を持つほうが強くなるようです。
購入時にしっかりと猫目が見える個体を選別しましょう。
見極めの意味と効果は、自分自身に対しても有効です。
内なる自己との対話を助け、隠れた願望や本心を明らかにしてくれるでしょう。
やりたいことを見つけたい時や、自分にとっての正解を知りたい時などにお試しください。
四角柱に結晶することから、和名は柱石(ちゅうせき)と言います。
スキャポライトという名前は、ギリシャ語の≪skapos(柱・軸)≫と≪lithos(石)≫から付けられました。
鉱物的には灰柱石(メイオナイト)と曽柱石(マリアライト)が混じり合ってできたものとなります。
無色透明を始め≪白・黄・ピンク・紫・青・灰・黒≫などカラーバリエーション豊富な天然石です。
しばしばキャッツアイ効果やスター効果を持つタイプもあります、
非常に美しい天然石ですが、パワーストーンとしての認識が確立したのはここ最近です。
その理由は、良質なスキャポライトが水晶やトパーズにそっくりな点にあります。
例えば紫色のタイプはアメジストと見分けがつかず、鑑別項目の一つである屈折率なども重なるため誤認されやすいのだそうです。
昔は精密な分析がなかったため、宝石質のシトリンやアメジストと間違われて流通していました。
水晶の屈折率とトパーズの分散率を持つスキャポライトは、カットすると前者二つを凌ぐほどの美しさと魅力を持つと言われています。
宝石としての知名度は高くありませんが、コレクターにとってはお宝アイテムです。